山口揚平著「10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと」は「学び方」が学べる良書!
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はじめに
こんにちは!かーちゃん(@ka_cahn__)です。
お盆休み真っ只中、帰省したり、遊びに出かけたりしている方も多いじゃないでしょうか。
でも、「実家暮らしだし、特に出かける予定もないし・・・」と思っているそこのあなた。
クーラーの効いた涼しい部屋で、読書するのはどうでしょう?
今回オススメするのは「10年後世界が壊れても、君が生き残るために 今、身につけるべきこと」です。
コンサルタント・起業家・投資家として有名な山口揚平さんの著書です。
タイトルの「10年後世界が壊れても」のインパクトが強いので躊躇するかもしれません。しかし、中身は「学ぶこと」の本質がわかる良書でした。
- これから勉強を頑張りたい
- ダイエット・恋愛・可愛くなりたい!など色々やりたいことがある
- 将来どうなるのか、不安がある
これらの悩みなどにどう対処していくべきかが書かれている本。上記の悩みがある方は特にオススメ!
あらすじ
27歳・独身・彼女なし、将来の見えない仕事をしている「僕」。
どんよりした気持ちで出かけた「成功した友人」の結婚式で出会った紳士が
「今後生きるために必要なこと」を教えてくれた……。価値観の変容、広がり続ける格差、AIの台頭、資本主義の終わり、グローバル化……。
混沌とする社会の中で、自分の足で生き抜くために必要なことは何か。・“やる気”なんてなんの意味もなさない
・「学び方を学ぶ」ことが、最大のスキル
・優秀さは「謙虚さ」と「能力」の掛け算である
・「能力がない」ということは「勇気がない」ということに等しい
・「信頼」はクレジットになる など多くの起業を再生に導き、自らも起業家・思想家として活躍する著者が、
新時代に必須のスキル・考え方を紹介します。
[出典:
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]
「夢をかなえるゾウ」などでのように、小説仕立てで「学ぶ方法」や「将来のために何をすべきか」が書かれていて、普段読書しない人でも読みやすい本になっています。
そしてこの本の特徴は、何をするときも「頑張る」といった根性論に頼るのではなく、「学ぶシステム」さえ覚えてしまえば失敗しない、という主張が特徴的。
この主張は全ての章で出てくるのですが、今回はキモとなる1章を紹介します。
「計画・実行・修正」を回す
本書の中で何回も出てくるPDS。
何事もプロジェクト化して、「計画・実行・修正」のサイクルを回せば成功する!
ってことなんです。
「成功する」って聞くと、お金持ちになったり、何かの社長になったり、とビックなことを想像しますよね。
でも、普段の勉強も、英会話も、ダイエットも就活もこのサイクルはあらゆるものに適応できるんです!
例えばダイエットなら、
- 自分の体重と目標体重の差を測る
- その差を埋めるにはどのようにしたらいいか考える。
- 運動するのか?食事を変えるのか?とりあえずこれ!と思うダイエット法を決める
ここまでが計画。
- 実際に決めたダイエット方を実行する。例えばジムに通うなど。
そして実行!
- 結果「ジムに通えなかった」
- なぜか考える
- 駅から遠くて通うのがめんどくさくなったから
- 今度は駅直結のジムにしてみよう!
そしてまた計画します。
このサイクルのいいところは、もし実行の時点で「この計画無理あったな」「無理かも」と思ったら修正できるところ。
上の例を取ると、普通なら「ジムに通えなかった」時点で「またジム通えなかった・・・」と挫折してしまいがち。
そこから一歩進んで「どうしてできなかったのか?」「そうすればできるようになるか?」を考えたら、また計画から再スタートできます。
この考え方を使えば、「失敗」がなくなります。もし失敗しても、それは「うまくいかなかったやり方」を見つけたのであって、また計画し直せばOKですから!
あれですね。エジソンの有名な
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を
見つけただけだ。
ってやつですね。
おわりに
他にも『話しづらい相手とスムーズに話す「三角貿易」』『一緒にいて楽しい人、気分のいい人になるということ』など、これからもずっと役に立ちそうな項目がたくさん。
長期休みにこのような本を読んで周りと差をつけるのもありじゃないでしょうか。
ではまた!