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理想の自分になるため、毎日を好きで埋めるろぐ。

「なんかつまらない」を打破するためには?

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はじめに

こんにちは。かーちゃんです。
大学4年生になってからやることが就活、バイト、週に一回のゼミ・・・。
就職活動も平均すると1日せいぜい2〜3時間くらい。(エントリーシート書くとか。)


この状態にするために、大学1年生から3年生までできるだけ単位を取りました。

でも実際その立場になってみると、「何したらいいのかわからない」。

そんな「なんだかつまらない」と思っているときに手にしたのが、この『没頭力「なんかつまらない」を解決する技術』でした。

以前にも吉田尚記さんの本は紹介したことがあります。
www.95-tanosii.com

今回も私の悩みにズバッと対応した本でした。紹介していきます。

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「没頭力」って?

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この本の著者である吉田尚記(よっぴー)さんは、「なんとなくつまらない」「漠然とした不安」といった感情を忘れている時ってどんな時かな〜?と考えてみたそうです。

そして、それが何かに没頭している時だと気付いたそう。
確かに、何かに夢中になっているときに不安を感じることってないですよね。文字通り無我夢中というか。

そこでよっぴーさんが目をつけたのが「ポジティブ心理学」。
この心理学では、人間が幸福を感じるための要素として「快楽」「意味」「没頭」が定義されているそうです。

「快楽」は、「ごはんをたべた。美味しい!」とか、「遊んだ。楽しい!」とか自分が心地いいと感じること。
「意味」は、人より高い地位に上り詰めるとか、誰かの役にたつとか、人生を有意義なものにしよう!という考え。
そして「没頭」は何かに夢中になって時間を忘れてしまうくらいの集中状態にあること。

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そして、この3つの中で没頭だけが、誰にも奪われず、自分で作り出せるものなんですね。

「快楽」は自分で「美味しいものを食べる」とかで生み出せるのですが、例えば刑務所に入ってしまったら、自分ではどうにも出来ないですよね。

「意味」もそうです。高い地位に上り詰めるとか、他者の役に立つとかは自分一人では成し得ないことです。

でも、没頭だけは別。
たとえ刑務所の中という限られた空間であろうと、一人の時であろうと実践できることです。
つまり、没頭する力だけはスキルとして身に付けることができる。

この本はそんな「没頭力」を身につけて、「上機嫌でいる」、具体的にいうと、「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気分で眠る」にはどうすればいいか?を掘り下げた本です。

人生を2万個の好きなことで埋め尽くす

今までの話を聞くと、「没頭」の時間が人生の中で長ければ長いほど「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気分で眠る」に近づけることができそうです。

じゃあそれって具体的にどんな状態なのでしょう?
そこで出てきたのは、「映画評論家の淀川長治さんは、生涯に2万本ほど映画を見たらしい」という話。

つまり「人生をずーっと幸せに過ごす」というのは漠然としていてイメージしにくいけど、「人生を2万個の好きなことで埋める」ならなんだか出来そうな気がしてくる感じがしませんか!

もちろん2万個はたとえなので、私たちは1万個でも5千個でもいいわけですが。

一つの好きなことを2万回でもいいし、100個の好きなことを200回ずつ繰り返すのでもいい。むしろその方がどれかが上手くいかなくなっても、まだ楽しいことがある!と思えますよね。

没頭モードを手に入れよう!

では没頭するにはどうしたらいいのか?
この本では、「没頭できる対象を見つけること」ではなく、「没頭できる自分を手に入れる」ことに重点が置かれています。

堀江貴文さんも著書「多動力」の中で

何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる

と言っていました。一回「没頭力」を手に入れれば、他のことにも夢中になれる力がつくというわけです!

没頭する仕組み

没頭できる環境を手に入れるには、これらのことを意識すると良いです。


1.ゴールとルールがはっきりしていてフィードバックが早いこと

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スポーツがわかりやすいですね。
サッカーは「相手チームより一点でも多くとること」がゴールで、「ゴールキーパー以外は手を使ってはいけない」などのルールがあり、自分の行動がゴールにどう影響を与えているのかすぐにわかる。

ゲームも「ゴール・ルール・フィードバックが早い」の代表といえますよね。ドラクエとか!

これを具体的なテクニックに置き換えると、

「自分ルールを作る」
「やったことが成功か失敗か、一発でわかること」

「自分ルールを作る」はわかりやすいですね。
学生さんなら「3時までに問題集3ページ終わらせる」とか。「少し頑張ればできる」ルールにするのがポイントです。

「やったことが成功か失敗か、一発でわかること」これは、「結果が出るまでのスパンを短くすること」。

例えばクイズだと1問答えるごとに正解か不正解かわかりますよね。
でも試験問題だと大問1〜10まで解き終えてから答えあわせをして、ようやく正解か不正解がわかる。
没頭しやすいのはやはりフィードバックが早いクイズの方です。


2.その場の状況を自分でコントロールできている

これはフィードバックが早いこととつながります。

これもゲームが分かりやすいですね!
自分がボタンを押した瞬間にゲーム内のキャラがジャンプしたり、アクションを取る。
即座にフィードバックされるので、自分がコントロールしている感があります。


3.自分のスキルより4%難しいことに挑戦する

4%ってどのくらい?って思うかもしれません。
この本では「少し背伸びが必要だけど、絶対にできないとは思わない程度」とされています。

しかもこれの何がいいかって、没頭を繰り返していけば自分のスキルが少しづつ上がっていくということ。
何かを始めたての時の「自分のレベル+4%」と、1年間没頭し続けた「自分のレベル+4%」ではかなり差がつきますよね!

おわりに

「没頭する」人としない人の差ってすごく激しいですよね・

「SNSをぼーっと見ていたらいつの間にか時間が経っていた」のと「何かに没頭していたら気づいたらこんな時間だった」っていうのは充実度的に全くの別物です。

どうせなら後者で毎日を埋め尽くしたほうが楽しい毎日を送れます。

ちなみにこの本では、具体的により「没頭」するためのテクニックなども載っていますよ!
ではまた。