はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」を読んだよ
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今回読んだのは、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」です。
表紙のデザインがかわいい。
あらすじ
この本は読む前は、「自己啓発?エッセー?」と
本のジャンルは何なんだろう?と思っていたのですが、
「さいごに」に書かれてある
確かに、私は自分のこととなると、いちいち地獄の底まで落ち込みます。
そんな私が、立ち直るための方法を余すことなく書いたのがこの本なのだから、
きっとこの本は誰かの役に立つと確信しています。
この部分を読んでとてもしっくりきました。
はあちゅうさん自身が、「自分が立ち直るための方法」を書いた日記を読ませてもらったような。
わたしも、自分の「ほぼ日手帳」に
落ち込んだら聞きたい曲とか、食べたいものとか、
他にもメンタルの保ち方とか。
「こうすれば自分は元気になるぞ」
と感じるものを書いときます。
で、落ち込んだらそこに書いてあるものを実行する、といった感じ。
はあちゅうさんはネットで様々なコンテンツを生み出して、
いい意味でも悪い意味でもいろんな反響を受けている方。
そんなはあちゅうさんの「立ち直る方法」を垣間見れるすごい本。
存在感をつくる
この単行本は「完全版」ということで、
単行本にさらに加筆を加えて、全8章からなっています。
そして、その中でも特に私の心に残ったのが、
3章の「存在感をつくる」
私自身、学生時代はいじめられるわけでもなく、
何か功績を残したわけでもなく、ありきたりといえばありきたりの学生時代を送ってきました。
だから、この題名が目に入ったんでしょう。
この章の中に、「身近な成功例が刺激をくれる」という項目があります。
この項の、
━━何者かになりたかったのです。
誰かに知ってもらいたかったし、認めてもらいたかった。
相手に説明ナシで自分のやっていることを知ってもらえているような、
「自己紹介のいらない人」になることが目標でした。
ここにすごい共感しました。
今の私は、ほかの人に興味を持ってもらえるよう人間なんだろうかっていう気持ちと、
でも、自分のことをもっと知ってもらいたい!みたいな気持ちがないまぜです。
ブログを始めたのも、この気持ちがあったことが一つの理由です。
そして、自分の好きなことや、してきたことを堂々と話せる人をうらやんだりしました。
でも、ここで落ち込むだけじゃなくて、
はあちゅうさんは「自分だって」と奮起し、
ライバルを勝手に決めて、その人を目指し、
何者かになろうと奮闘すること。で
どんどん自分のレベルを高めてくれるとおっしゃっています。
ここが一番大事なところなんだな~と。
この本を通して、はあちゅうさんは本当に負のエネルギーを上手に使う人なんだなと。
他にも『ものぐさな人ほど自分を動かす「仕組み」を作る』など
心に残った項目があるのですが、今回はその中でも一番を選びました。
この本が初めて読むはあちゅうさんの本でした。
読みやすく、共感するところもあれば「すごい」と感じるところもあったり。
面白かったのでもっとほかの本も読みたいです。
実は「自分の強みをつくる」というはあちゅうさんの本も
一緒に買っているのでそちらもこれから読みます。