はあちゅうさんの「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」を読んだ。
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元気の出る小説。
はじめに
こんにちは!かーちゃんです。
春学期も終わって大学が始まりました。1週間に3日しか授業がないとはいえ、なかなか体力を使った感があります。
さて、今回読んだ本は、はあちゅうさん著「とにかくウツなOLの、人生を変える一か月」通称「とにウツ」です。
作家・ブロガーとして、「ネット時代の作家の道を作る」をテーマに活動してらっしゃる、はあちゅうさん。
以前は「半径5メートルの野望」の感想を書きました。
さらにこの本に感銘を受けて、「週末野望手帳」を購入!
と、すっかりはあちゅうさんに影響を受けています。
どんどんはあちゅうさんの本を「読みたい!」という気持ちが高まっているので、これは一気に読んでしまった方がいいわ!!ということで、次に選んだのがとにウツ。
とにウツとは?
とにウツとは、はあちゅうさんの初めての小説作品。
「自分の強みをつくる」も「半径5メートルの野望」もエッセイだったので新鮮に感じました。
ズバリこの本は、「小説+自己啓発」。
水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」を読んだことがある人ならそれをイメージしてもらうとわかりやすいかも。
タイトルどうり「とにかくウツなOL」である奈緒が、心を鍛えるジム「メンタルジム」との出会いによって人生を変えていくストーリーです。
真似したところ
実際に奈緒が変わっていく姿を見て、「これだったら今すぐできるな」と実行した行動。
不満をアウトプットする
不満って頭の中で考えているときはすっごくたくさんあるように思えます。
でも、実際に紙に書き出してみると、思ったより少なかったり、たいしたことなかったり。
ちなみにこれは「to do」にも言えます。
「やらなきゃいけないこと」も紙に書き出してみると案外少なかったりするものです。
それに、「不満」や「不安」が頭の中を占めているときって集中力も落ちちゃいます。
なんでも紙に書き出すのがいいんですね。
食べたいものから旅行を決める
「何を見たいか」から行き先を決めるのではなく、「何を食べたいか」から決める。
「味噌カツ」食べたいから愛知に行くとか、たとえ有名な観光地に行かなくても、やりたいことをやって好きなように楽しむ。
わたしも夏休みにうどんを食べに香川に行く計画を立ててます。
それ以外には特に決めてなくて、ぶーらぶら歩いて見つけた公園で本を読むのも楽しそう。
まぎれもなく「はあちゅうさん」の小説だった
この本を読む前にはあちゅうさんの本を2冊読んでいたので、「これ、あの本でも読んだな~」といったフレーズが何回か出てきました。
とくに、はあちゅうさんが大事にしているんだろうな、と思ったのは「同情と憧れは同時に得られない」。
はあちゅうさんが実際に会社員時代に、「疲れた」などの愚痴をSNSで呟いたら憧れの先輩に言われたセリフだそう。
確かに、憧れられるような人は不満や愚痴を言わないイメージがありますね。
ちなみに私のあこがれはマクロスFの「シェリルノーム」です。
anime.eiga.com
おわりに
とくべつ何か嫌なことがあったわけでもないけど、なんとなくウツ。
そういう方は結構いるのではないでしょうか。
日曜日の夕方になると「サザエさん症候群」になる人など。
「人生をもっと楽しみたい」「なんとなく不安」な人にはうってつけな小説だと思います。
ではまた!