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おぎやはぎ「地味ですが何か?」を読んで目から鱗が出た

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はじめに

みなさん、こんばんは。かーちゃんです。

突然ですが、バイブル本ってもってますか?

これ読んで「人生変わった〜!」とか。



私はそこまでの変化ではないものの・・・
目から鱗がドバドバ出た本ならあります。

「地味ですが何か?」著:おぎやはぎ

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「地味ですが何か?」とは?

この本は芸人のおぎやはぎさんが2010年に出した本なので、普通の本屋さんには出回ってないと思います。中古かアマゾンかなぁ。


さて、芸人さんの本っていったら、他の芸能人の方との対談本だったり、ネタ本だったりとあります。が、この本は・・・

本書は、ネタ本ではありません。
がんばらないし、がんばりたくないサラリーマン諸君に捧げる、ビジネス書であり、実用書であり、自己啓発書なのです。

(本書裏表紙より)

この通り、芸人をする前に数年会社員をしていた二人が、どのようにしたら会社の中で生き残れるか、色々経験を踏まえた処世術が載っている本。


サラリーマン時代、二人とも別の会社に勤めていたそうですが、小木さんの方は超人気で倍率がとても高かったハワイ支店を志望して見事受かったり、矢作さんも社内で最年少で上海の支店長に抜擢されたりと、その頃からすごい活躍してるんです。

そんな二人の考え方、特になるほどと思った2つを紹介します!

「楽する努力」について

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うまくいってる人って、みんな意外と素のままなんだよね。
同じように、どんな仕事をしていても、どんな人間関係の中にいても、マイペースを守っていれば、その人の存在感が出てくるんじゃないかな……
(P38)

「変に思われたらどうしよう」といった考えでよく素の自分を抑えがちだった自分。
でも、それってすごくしんどいですよね。


反対に、うまくいってる人ほどずっと素のままで、リラックスしてるイメージがあります。

おぎやはぎのお二人も、普段からあのくらいのテンションで、いいと思ったお互いのことはプライベートでも褒めあったりしているそうなので、あのゆる〜い感じは芸のために作り上げたものではないんです。

でも確かに、一見派手ではないですがバラエティ番組でも存在感がありますよね。

そして、そんな二人は仕事においては「いかに楽するか」を考えて行動していたそう。「楽」を突き詰めれば効率化にも繋がります。

自分に向いていないことはしない、マイペースは崩さない、無理なことは諦める
一見いいのかそれ?と思ってしまいそうですが、効率の良い方法で自分が一番できることをするってことですからむしろ貢献できてるのかもしれませんね。

低温≠暗い

僕らはまったくネガティブじゃないもんな。
落ち込むこともあんまりないし。
基本的に「僕らってダメだよな」という話をしたことは、一度もないよね。「どうにかなるんじゃん?」という、適当に良い方向に考えちゃうから。
(P94)

お二人は自分は「地味」だが「暗く」はないと語っています。
その違いはポジティブかどうか。

二人は会社を辞めて、事務所に入ってからは仕事があまりなかったそうですが、「毎日が夏休みみたいで楽しかった」と回想しています。

普通だったら「早く売れたい・・・!」と野心がでそうですが、二人は「基本休みで、たまにバイトして、お笑いライブに出て、といった生活」が楽しかったそう。

一応毎年目標も立てて、「達成できなかったら芸人を辞める」と考えていたそうですが、「あんまり頑張らなくても達成できそうなもの」を目標にしていたためきちんと毎年達成できたみたい。ゆるゆる。

おわりに

普段はやる気の出るような、野心がバリバリ出ている本を読むことのほうが多いので、この本はまさに目から鱗・・・!

さんまさんみたいなスーパースターは無理だけど、いぶし銀ポジションならいけるんじゃない?っていうゆるい感じ。その結果あそこまで周りの人に可愛がられて活躍しているわけですから、見習いたいポイントがいっぱいありますね。

ではまた!