あなたの思い込みが変わるかも!?「カラスの教科書」
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意外なカラスの生態が明らかに!?
はじめに
こんにちは。かーちゃんです。
今回読んだ本は、、、
「カラスの教科書」松原始 著
です。
この本を買ったきっかけは、ズバリ表紙と帯!
かわいいカラスのイラストと、「嫌われ者カラスのことが、読めばきっと好きになる。」
というキャッチコピーに惹かれました。
この本を読むまでのカラスのイメージは、「ごみ捨て場におる黒い怖いヤツ」というイメージ。
目が合ったらクチバシでつつかれるんじゃないか、顔を覚えられてこれからずっと攻撃されるんじゃないか、、、みたいにも思ってました。
でも、そんなイメージもこの本を読んでひっくり返りました!
今ではカラスをみると「可愛いな〜」とまで思うように。
さぁ、カラスに対する誤解を解いていきましょう!
カラスは黄色が嫌いである
最近よくゴミ袋自体が黄色だったり、かけるネットが黄色だったりしませんか?
鳥の目は原色を強調する機能があるそうで、それによって薄い黄色のゴミ袋もカラスの目にとってはどギツイ黄色に見えているんです!
と、ここまでかくと効果がちゃんとあるのでは?と思うかもしれません。
でも、著者の松原さんは本の中で
「どのゴミ袋にご馳走があるか分からない」状態になれば、恐らくカラスは全てのゴミ袋を手当り次第に破る。
つまり、普及してしまったら効果は減るだろうと考えている。
と話しています。
カラスは命がけでご飯を探しているので、ちょっとゴミの中身が見えなくなったところで気にしないんですよね。
では、どんな方法が一番効果的か、気になりますよね?
それは、
物理的に、カラスがゴミに触れない状態にする!!
一番いいのは、
【出典:ゴミ集積所、、、】
こういった完全にカラスが手を出せないタイプのゴミ集積所が一番いいんですけどコストが半端ないんですよね。
あとはカラスが活動を始める前の早朝にゴミを集めてしまうとか。
でもやはり、コストがかからないのは重石がついた網目の細かいネットをきちんとみんなで被せることなんですけどねぇ。
カラスは人を襲う
よくある「怖い」「襲ってくる」という勘違い。
わたしもしていました。
しかし、カラスが敵対的な態度をとるのは、
雛を守る時だけ!!
ゴミを漁っているところを「しっしっ」と追い払っても、
「え~」と不満な声は出されるかもしれないけど、襲ってくることはないそう。
もし襲われるとしたら、知らない間に雛の近くにいた場合。
」
でも襲いかかる前に、威嚇の鳴き声「ガラララ・・・」を発します。
そして、襲いかかるにしても人間の体重はカラスの100倍。
私たち人間にとってしたら、5〜6トンのゾウに襲いかかるようなもの。
攻撃する時は流石に正面からは来ません。
後ろから頭頂部をポンと踏み台にするようなキックをします!
ちょっと爪が当たってすりむいたりする位はあるかもしれません、、、が!
頭をガツガツつつかれて血だらけみたいな事は無いです。