大阪市立美術館「ディズニー・アート展」に行ってきた!魔法を生み出すその秘密とは・・・?
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はじめに
こんにちは!かーちゃん(@ka_chan__)です。
今回、わたしは大阪市立美術館で行われている「ディズニー・アート展」に行ってきました。
4月〜9月までは東京にある日本未来科学館で行われていましたが、今回は大阪です!
様々な作品の原画・コンセプトアートなどが飾られていて、見て楽しいのはもちろん「こういった風にアニメーションを作っていたんだ」と勉強にもなりました。
「ディズニー・アート展」って?
[出典:
ディズニー・アート展(大阪)《いのちを吹き込む魔法》|読売テレビ
]
- 2017年10月14日〜2018年1月21日
- 天王寺区にある「大阪市立美術館」にて
- 見て回るのにおよそ1時間半〜2時間くらい
- 順次、新潟・宮城でも開催されます
この「ディズニー・アート展」では、初期のミッキーから最新作「モアナと伝説の海」までの原画など約500点が展示されています。
なんと、ここまで一堂に展示されるのは、今回が初なんだとか。
また、原画ではなく「いのちを吹き込む魔法」として、「どのように一枚の絵が生き生き動き出すのか?」「あの動物の毛のフワフワ感はどうやって再現しているのか?」など、様々な魔法も解き明かして行きます。
また、今回はミッキーマウスのデビュー作「蒸気船ウィリー」より先に作られたとされる作品「プレーン・クレイジー」の原画も展示されます。
諸事情によりこの作品は「蒸気船ウィリー」の後に公開されました。そして、この2作品の原画も同時初公開です!
音声ガイドはおなじみの・・・?
音声ガイドはディズニーの声優といえば!な山寺宏一さんと、「モアナと伝説の海」でモアナの日本語吹き替えを担当された屋比久知奈さんが担当されています。
「美女と野獣」では野獣のセリフを、シュガーラッシュでは「ラルフ」のセリフを。
そして「モアナと伝説の海」ではもちろんモアナのせりふを。という風に、キャラクターのセリフもバッチリ収められています。(個人的にはドナルドの声も聞きたかったなぁ)
色々凝った展示もみどころ!
「ディズニー・アート展」では、ミッキーマウスの誕生から時系列ごとに作品が展示されています。
そして、ただ展示されいるのではなくその作品にあった展示の仕方がされているのも今回の見どころ。
例えば、初のカラー長編アニメとして有名な「白雪姫」。
普通はただモニターで映像を流すところを・・・
[出典:
女王(魔女)|白雪姫|ディズニーキッズ公式
]
魔法の鏡に映ったように流してるんです。
他にも、「不思議の国のアリス」では、
実際にわたしたちが不思議の国に落っこちたような演出も。(もちろん、チェシャ猫付きで!)
ちょっとしたディズニーランドのような世界。回って楽しめる展示です。
表現したいから、「開発」した!?
「こういう風に表現したい」と思ったら、それを実現するシステムを開発してしまうのがディズニースタジオ流。
初期のアニメでもっとも顕著なのが、「マルチプレーン・カメラ」でしょう。
「建物」「道」「人物」などの、たくさんのセル画を様々な距離感で置き、いろんなスピードで動かす。
それを上からカメラで撮ることによって奥行きを出す手法です。
今では簡単にコンピュータを使えばできることですが、「白雪姫」や「ピノキオ」ではこの手法が画期的に用いられました。
おわりに
もちろんこの他にも「ズートピア」「ベイマックス」など新しい作品、「美女と野獣」「ポカホンタス」などの中期の作品と数多くの原画が展示されています。
実際のスタジオ風景の写真などもあります。中でも、大学のキャンパスのような自由な雰囲気漂う建物は「行ってみたい」と思いました。
一人でじっくりガイドを聞きながらでも、カップルや家族とでも。きっと楽しめると思います!
ではまた。